http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000011-asahi-soci
不動産通の方々はすでにこの記事を見ている方もいるかもしれませんが・・・
ついに不動産業界で、大きな問題が露呈し裁判になりそうなことが起こりました。
今回の内容は、アパート・マンションを持っているオーナー様向けですが、
一般の方から見ても興味深い内容だと思いますので是非、上記URLの記事を読んでみてください。
ここからは、私のこの記事を読んだ総評となります。
あくまでも結果は裁判所が出すものですが、個人的にはオーナーに軍配が上がってほしいなと考えています。
借り上げとはそもそも何かと言いますと、簡単に言えば問題を起こした借り上げ会社(以下、業者と表記します)が部屋を又貸ししているということです。
例をあげますと、50,000円でアパート(マンション)オーナーから業者が借りて、それを60,000円で入居者に貸すという手段を取り、差額の1万円で業者は利益を出していくという仕組みとなっています。
オーナーにとってのメリットは、入居者がいなくても(家賃が入ってこない状況でも)家賃が業者のおかげで安定して入ってくることです。
逆にデメリットは通常もっと高く家賃が取れるにも関わらず、それよりも低い家賃の収入で我慢しなければいけないということです。
場合によってですが、メリットを強調するのであれば、オーナーにとって安心・安定したアパート(マンション)経営ができる、素晴らしい商品です。
しかし記事を見る限りでは、業者がオーナーに無理難題を突き付け、一方的な都合で借り上げを行っていますね。(オーナーの資産を搾取しています)
いい商品にも関わらず、将来的(近い将来も含め)なリスクを十分に契約書や商談でカバーできていないことが問題です。
業者のほとんどは管理業務も併せて行っているはすです・・・
オーナーのアパート・マンションの収益の最大化に努め、経営をフォローしていくというのが、
管理会社としての役目なのではないでしょうか?
万が一、この裁判で業者が勝訴するようなことがあれば、素晴らしいアパート・マンション資産を持っているたくさんのオーナーが路頭に迷ってしまいます・・・
みなさん、このようになりたくてアパート経営を始めた訳ではないと思います。
何度も言いますが、借り上げは決して悪いやり方ではありません。
問題を起こす業者のやり方、使い方、誘い方が悪いだけだと思います。
なので、悪いやり方が改善されるように私はオーナーに軍配が上がってほしいと考えています。
身近である、伊豆・伊東でもこのような事例があることも考えられます・・・
皆さんはどう思いますか?
坂 本